ウェイテッド(加重)ブランケットとディープタッチプレッシャーセラピー(DTP)の研究例 1 - ENBRY

ウェイテッド(加重)ブランケットとディープタッチプレッシャーセラピー(DTP)の研究例 1

ENBRYは創業当初から、
緊張を和らげリラックスをサポートする*ディープタッチプレッシャー(DTP=深圧刺激)セラピーに着目し、
ウェイテッドブランケットを睡眠時だけでなくリラックスタイムにも使っていただけるように、サイズやクッション感にこだわりさまざまな使用方法をご提案しています。 

本日はより具体的に、なぜENBRYブランケットがリラックスにつながるのか
外部研究結果を引用し加重ブランケット及びDTP効果エビデンス、検証例をいくつかご紹介したいと思います。

 

 

参考1. 加重ブランケットが睡眠および関連障害に与える影響: 研究レビュー


研究の背景:

不眠症などの睡眠障害は、多くの健康問題を引き起こす可能性があります。伝統的な薬物療法には副作用や薬物乱用のリスクが高いため、より安全な非薬物療法が求められています。

研究の目的・方法:

加重ブランケットが異なる人々の睡眠および関連障害の改善にどのように役立つかを調査し、そのメカニズムを探ることを目的とし、PubMed、Embase、Web of Science、MEDLINE、Cochrane Library、CNKIデータベースを使用して文献検索を行いました。対象となる研究は、加重ブランケットを使用した介入と、睡眠および/または関連障害(行動の乱れ、ネガティブな感情、日中の症状)を扱った結果を含むものでした。(他の深圧、圧迫、または運動に関連する介入を使用した研究は除外)

結果:

ほとんどの研究では、加重ブランケットが睡眠の質を効果的に改善し、睡眠障害、注意欠陥多動性障害、自閉症スペクトラム障害、およびその他の関連障害を持つ患者のネガティブな感情や日中の症状を緩和することが示されました。

そのメカニズムは深圧刺激 ( Deep Touch Presssure= DTP) によるものとされています。

 

 引用元: 

PubMed®︎ The effect of weighted blankets on sleep and related disorders: a brief review https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38686123/

 

参考2:重みのある毛布が不眠症の重症度を軽減するという研究結果

- ウェイテッドブランケットを4週間使用した参加者は、不眠症の重症度が有意に低下し、睡眠の維持が良くなり、日中の活動レベルが上がり、疲労、うつ、不安の症状が軽減したと報告されています。

対照群と比較して、不眠症の重症度が50%以上減少する確率が約26倍高く、不眠症の寛解を達成する確率は約20倍。この結果は、12ヶ月間のオープンフォローアップ期間中も維持されました。

- 重みのあるブランケット(ウェイテッドブランケット)は不眠症の治療において安全で効果的な介入であり、精神疾患を持つ不眠症患者が重みのついたブランケットで眠ると、不眠症の重症度が低下し、睡眠が改善し、日中の眠気が軽減されることが明らかにされました。

- スウェーデン精神科医マッツ・アルダー博士

”ウェイテッドブランケットが体のさまざまなポイントに圧力をかけ、指圧やマッサージと同様に触覚や筋肉・関節の感覚を刺激することが、鎮静効果と睡眠促進効果の説明になると考えられています”

"深圧刺激(DTP)が、自律神経系の副交感神経の覚醒を高めると同時に、鎮静効果の原因とされる交感神経の覚醒を抑えることを示唆する証拠があります。"

 

引用元:

https://medicalxpress.com/news/2020-09-weighted-blankets-decrease-insomnia-severity.html

https://jcsm.aasm.org/doi/10.5664/jcsm.8636

 

ウェイテッドブランケットへの理解が深まるよう、今後も研究例など少しずつご紹介できたらと思います。

 

今日はいつもより少しゆっくりENBRYブランケットにハグされてみてください🤗

* ディープ・プレッシャー・セラピー(DPT)とディープ・タッチ・プレッシャー・セラピー(DTP)は、どちらも同じ意味で使われていますが、ディープ・タッチ・プレッシャー(DTP)の方がやや具体的であり、一般的にはウェイト・ブランケットやセラピューティック・ハグのような、しっかりと優しく均等に圧をかける療法を指します。

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